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<一歯科医のひとり言・・・・>

善い歯科医と悪い歯科医の違いとは??
 
歯科医師過剰時代の日本の歯科界の問題点!
 
良い歯科医と悪い歯科医!
 
 私も時々「地元でどこか良い歯科医を紹介してほしい」と言う依頼を受けることがあります。現在、完璧なかかりつけ歯科医に通院中の方には関係ない話かもしれませんが、世の中には良い歯科医を求める方が沢山いらっしゃいます。良い歯科医とは沢山患者さんであふれる忙しい歯科医院でしょうか?あるいは何でも保険の範囲内で行う、治療費の高くない歯科医院でしょうか?、井戸端会議で「あそこはなんとなく評判が良い」と言う歯科医院が本当に良い歯科医なのでしょうか?。個人的な意見となるかもしれませんが、いまだに一人の歯科医しかいない診療所で、一日50人以上の患者さんを診るという話を聞きます。或いはそれ以上の来院患者のいる歯科医院もあります。確かに患者さんが沢山で評判が良いのかもしれませんが、私には全く理解できません。私の見解として、一人当たりの診療時間は30分以上必要な場合が多く、最低でも15分程度は単純な治療行為にも要求されます。特殊な治療行為にいたっては1時間、2時間以上かかることもざらにあります。つまり患者さんにじっくり説明することも含めると、一人の歯科医に対し1日当り15名程度の患者さんしか治療できない筈というのが私の意見です。日本の医療制度の下では、効率性を理由に、デンタルスタッフの活躍や、複数のデンタルチェアーを駆使し、如何に早く短時間で数をまわす事が経営的に有利で、美徳と考える歯科医達も存在します。
 また確かに出来るだけコストのかからない治療を提供することは、患者さんにとって安心で治療を受けやすいことも事実です。しかしながら時には、特殊な技術や材料が必要な場合があったり、自由診療と保険診療との結果に大きな差が生じることも事実なのです。インフォームドチョイスの重要性が叫ばれる今日、患者さんが十分理解できるまで治療上のカウンセリングを行うことは良い歯科医の必要条件ということが出来ます。
 また、大学卒業後に殆ど専門的技術の研修を受けない歯科医も大勢います。科学の分野として、日進月歩の発展が目ざまいい今日、歯科医学の知識と技術の研鑽に努力を惜しまないことも良い歯科医の条件となります。また如何に忙しくても、サービス業として心のこもった接遇サービスを忘れてしまった歯科医院は、当然受け入れられなくなってくるでしょう。現実に医療提供者側の事情として、全てを完璧にどんな瞬間も全ての方に「患者中心主義」に徹することはなかなか困難なことではありますが、正しい理念(哲学)を追求し、全てに最大限努力を惜しまず、一人一人の患者さんに最善を尽くすことが重要で、私もまだまだ不完全ではありますが、こんな歯科医を目指したいと常に心に誓っています。

■ 自由診療( 自費治療 )の意味

 
今日では日本でも価値観の多様化、格差社会が問題となっております。歯科においても患者さんは単に、治療行為に対し、「痛くない。早い(時間がかからない)。安い。」だけの治療を求めるだけではない時代となってきました。つまりクオリティーオブライフの充実、より質の高い快適で美しい姿、治療後も出来るだけ長持ちして再治療の必要がない歯科治療を求める方も増大してきました。
日本では国民皆保険制度の医療保険体制をとっていますが、特に、歯科医療については完璧とはいえず、いかに歯科医が高度な研修を受け努力しても健康保険の制度化では自由裁量が発揮できなかったり、より濃厚なサービスを施行しようとしても経済的に制限がある為に理想の治療技術を追求出来ない場合があります。
歯科に関わらず医療にはコストがかかり、我々医療提供者も儲からないまでも赤字が積もる活動を続ければ、経済的に破綻し,事業を継続することも出来なくなります。
 日本は社会主義国家ではありません、病気を含め如何に個人が困窮しても、全て国家が完璧に補償してくれる訳ではありません。より良い(質の高い)医療サービスを受けるのに、当然個人的な負担(経済的な犠牲)を払ってでも、手に入れたいと願う価値観をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。残念ながら経済的な理由から、高級な医療を受けられない方もいらっしゃいます。現実問題として、社会における役割分担として、求める方には「医療提供者と患者さんの共同作業と努力によって、いかに重症で困難な問題も解決し最高の結果を追求する」と言う立場も存在すべきではないでしょうか。この様な私の考える信念をご理解していただきたいと存じます。
 一般に「保険が効く?効かない?」の議論がありますが、いくら保険制度が認めていても、その報酬が低すぎれば歯科医側もその技術を行使することが出来ません。 日本の保険における医療費は、点数制で評価されていますが世界対比でも先進国中で全般に非常に低い評価となっています。一例で米国との根管治療等の対比では18分のTと、考えられないような格差があります。つまり米国並みの技術を駆使しようとしても大赤字になる仕組みで、これでは歯科医も理想を追求できるわけがありません。また日本の制度では治療行為をしたか否かのみで報酬評価が決められており、たとえばベテランの大学教授が治療しても、歯科大学を卒業した1年生が行っても同じ報酬評価、より丁寧に時間をかけて治療しても、短時間で手を抜いて技術を行使しても同じ評価です。つまり治療の質の格差を一切認めておらず、これでは歯科医も余分な経費や、労力を惜しまづ治療に没頭することは出来ない実情となっています。また「社会の中で歯科医は儲けすぎ」という批判があります。
 確かにかつて歯科医という職業が潤っていた時代があったと聞いています。しかしながら今日では「歯科医過剰時代」を向かえ、平均所得が一般の人より若干上回っていたとしても、通常若手の歯科医は医業用の借金が高額で、返済額を差し引くと一般のサラリーマン以下であることもざらになるのです。また、労働時間として週40時間制が叫ばれていますが、診療活動以外にも学術研修や経営に関わる労働時間も含めると約2倍以上という歯科医も大勢います。ちなみに私の場合は、自分の研究や研修、若手の歯科医の指導・歯科的ボランティアも含めるとほとんど休日や休憩を取ることが出来ない生活となっています。完璧に仕事馬鹿状態ですが、今日歯科医は決して楽で儲かる職業ではありません。
 2006年の保険点数改定では、これまで認められていた歯周病のメインテナンスやその他の治療項目が突然削除され、以前出来た患者サービスもままならなくなってきました。この様な状況下で、全ての歯科医達に、最高の医療を無償で提供しろと言うのは酷な話ではありませんか。
 歯科医達にとって厳しい時代を迎えました。しかしこんな中でも夢と希望を持って、理想を求め社会に貢献したいと願う、少数派の歯科医の集団も存在するのです。

 私の意見として保険診療と自由診療の違いを説明すると、保険診療の定義を「制限・制約の中で行う必要最低限の歯科診療」、一方自由診療とは「専門的立場に立って最善の努力を惜しまない、最高の結果を追求する歯科医療」とて意義付けています。

■ 日本の歯科医療水準は高いか?低いか?

 日本の歯科医たちの能力やスキルが世界的に劣っているとは考えられません。前述したように日本の医療制度や教育制度、又は欧米と比較して医療や健康、審美に対する国民の価値観の格差が、アベレージとして米国などの先進国の専門医たちの行う医療技術水準には遠く及ばない現状であると感じます。米国では歯周病治療・インプラント治療・根管治療など特定の分野に専門医制度があります。大学教育の内容やシステムにも日本のそれとは大きな隔たりがあります。何より米国人の文化は「スマイルの文化」とも言われ、口元の美しさに対する国民的こだわりがあり、日本とは全く違う状況からも真にクオリティーの高い歯科医療が広く普及しているように感じられます。  歯科医にも特殊性と格差が求められる時代になってきました。一部の優秀な歯科医たちが専門家として特定の治療行為を手がける事も、社会の要請のように考えています。


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